【補足資料:マウンティンビーの取り組みと持続性を考慮した林業について】


環境保護は野放しの自然では無く、人の立ち入る山地である必要があると考えています。植え過ぎた針葉樹の問題、ジャングル化した国有林や手のつけられない雑木林、山主不在の私有林、竹害など。多くのジャンルから小さな事業として参加できる可能性を考えています。

【市場にながれない木材に対するアプローチと軽林業の作業スタイル】

近年林業は機械化が進み、大型作業機械を取り入れ、省力化/低コスト化と謳われているのですが、機械はとても高価であることから初期投資がかさみます。「雨が三日もふりゃ干上がる」林業という仕事自体を考え直す事をマウンティンビーは訴求しています。

山林での素材生産時の歩留まりの悪さについて

工業化すればするほど山から出さないほうが赤字にならないという理由で残置しているケースが多々ありますが、加工を施せば様々なサイズで展開できる枝や幹が多数あります。山林内で加工すれば人力でも搬出が可能になり、チェンソー、刃物、軽トラだけでも山林でビジネスを始めることができる。

流木や手仕事の一点ものの流行、木製品の多様な取り込み

インテリア、ファッションアイテムなど、web、雑誌などの媒体でも変わった形の木製品はディスプレイなどで使用されています。木の輪切り、切り株など(丸太のサイズオーダー)でもブランディングを進めれば未利用材であっても高付加価値をつけられる。

林業のスタイルの多様

マウンティンビーが主張する軽林業についてですが、前述している稲葉林業の作業構成は4t積ユニック(トラック)、林内作業者(小型クローラー)、ミニユンボ(ウインチ付)と個人で山林作業を行うシンプルな構成です。しかし、すべて揃えるだけでも十分に金額がかかりますので、個人起業家や製品開発したい人に林業は選ばれにくいと考えます。そこで上記に挙げる様に素材加工を利用したいサイズにまで縮小し運び出すなどが行えれば、山林にまつわる仕事の多様性が生まれるのではと考えています。片っ端から木を切って丸太を市場に運ぶのではなく、卓上でデザインを行い、必要なパーツを必要な数量の搬出を行う、伐る本数も逆から考えているのでロスが無くなると考えます

【次世代が考える林業をして生きるスタイル】

林業は斜陽産業と呼ばれるようになり長い年数が経過しています。大分県でも小さな事業体が無くなったりしています。稲葉林業も高齢化していますので、地域に密着して巨木を伐採できる技術を持った人間は減少傾向にあると思います。くわえて林業はやはり死亡事故も多い現実があります。大量生産型の林業ではなく、あまり木を伐らない、一本に時間をかけて高付加価値型の生産を行うロスの少ない事業スタイルが安全に繋がる事を研究しています。

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