アンビエント化する木のスプーン

今年は暖冬といわれながらもやはり冬は寒いものです。どちらかというと読書が捗るマウンティンビーです。今回は久々にトーマス・フリードマン氏の著書「遅刻してくれてありがとう」を読んで懐かしかったので思い出話に少し付き合ってもらえますか?

そして世界がフラット化した

2006年の当時、IT革命はさらなる加速局面を迎えていて高速通信により携帯電話等でもデータ通信が主流になりました。パケットとかいう言葉も割と世間で一般的になってきていた。そんな時のベストセラー著書「フラット化する世界」を書いていたのがトーマス・フリードマンである。観測的に世界を見ると企業は国境を越えてゆきグローバルチェーンができた。インターネットの台頭によってPOSシステムとか使ったサプライチェーンの成果でファストファッションという新しい洋服屋さんができた。2010年代は物流が電話とFAXからネットワークに、ニューヨーク(アメリカ)の仕事の引継ぎがニューデリー(インド)になる。本著はニューヨークタイムス紙のジャーナリストである彼の取材から見えてきた「世界」で起こっている事。つまり暗黒大陸と夜が消えてフラットになったということが書いてた。そして私は夢中で何故か原著(英語)で読んでみたりしたものである。

今回の著作に関してはターニングポイントになった2007年のあたりから触れていて、言ってしまうと「iPhone」以降の世界についての話になっていた。ここから先はこういった端末が実際に生活に使う装置として入ってきているから皆さんそれぞれの体験談を持っているだろうなと思います。ほかにも最近本屋に行くと見出しが多いGAFA(google、apple、facebook、amazon)はインターネットの8層目として機械、電子と人との境目を一つ曖昧にしてきてたと感じるまでに成長をしている。反面、アラブの春からスマホ中毒など、一連の機器やネットワークシステムは過渡期なので自動車より事故が多いと思います。しかし怖がっていては行けません、人類は火を使ったときからテクノロジーと歩む運命を背負っている生き物なのです。コンピュータテクノロジーはスピードがすべてです。マイクロプロセッサ、データベースと言うともう古いのでビックデータ、通信スピード。これらの能力が上がり続ける限り世の中は進化していきます。

現在の標準の4Gワイヤレスは地上の光ファイバーの接続と同じようにシームレスでデータをむさぼり食らう動画のようなアプリでもなめらかにアクセスできる。5Gはどういう風になるだろう?クアルコムのエンジニアたちは、代名詞”あなた”や”わたし”がなくなる段階だと表現している。持ち主がだれでもどこへ行こうとしているか、だれと接続したいかを電話が学習しそのほとんどを予測して変わりにやってくれる

「遅刻してくれてありがとう」本文より

なかなかすごい時代が待ち受けてますが。現時点でブックレビューとかはamazonで見るばかりで、単独のページにこのように書くという文化も終わりなのかなと。webサイトの境目も随分曖昧なものです。これはスマホができてから情報の取得について最適化された結果だと思います。こういうサイト運営も考えかた古いんだろうなと思ってるんですけどね。

そして私ですが。

このように木のスプーンを彫っています。トーマス・フリードマン氏は著書の冒頭で相手が遅刻してくれると「じっと考える時間ができた」から良かったと言っています。ハイスピードな社会ではこういう事も必要なのかもしれません。私もITエンジニアから立ち止まった結果、何故か林業を始める事になり今や木のスプーンを作っているというヘンテコな状態になっています。このような思わぬ結果を招くのも近代のスピード感ならではなのかもしれません。あなたの仕事やライフスタイルも同じようにテクノロジーによって変化していきます。テクノロジーは時に危ないときもありますがそれも貴方次第。そもそもテクノロジーは幸せというわけではないのです。しかしご安心ください。私たちには、よく眠る、食事をする、散歩する、本を読む、何かを作る。これらの他愛のない幸せがすでにあり実行することが可能です。簡単ですね、忘れがちですけど・・・。

そんな私の作った手作り木のスプーンはこちらで販売中!好評につき1月はキャンペーン開催しております。オーダーやご相談などいつもありがとうございます!お問い合わせのお客様は当ページのお問い合わせまで!こういうの提灯記事っていうんですかね!自家製なのでご容赦を